娘が大きく成長したあと、雛人形をどうすればいいか悩まれていませんか?
たくさんの思い出が詰まった雛人形は、簡単には処分できません。
この記事は、こんな人におすすめ!
・役目を終えた雛人形は処分するのか知りたい
・いつごろ処分したらいいのかわからない
・雛人形をどうしたらいいか困っている
雛人形は処分しないといけない?
昔から雛人形は女の子のいる家庭で、健やかな成長を願う意味で飾られています。
やがて娘が成長して、雛人形をそろそろ処分したいと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
どうしても処分しないといけないのでしょうか。
私はできることなら雛人形は、娘の子供のために残したいと考えています。
節句人形は【ひとり一飾り】
元来、節句人形は、生まれてきたお子様の健康や末永い幸せを願う為にお飾りする物です。
その為、【ひとり一飾り】と言う言葉があり、この考えが前提になります。そうした観点から考えると、おじい様や、お父様のお飾りは、おじい様やお父様のものであり、新しく生まれてきたお子様のもではない事になります。また、人の物を受け継ぐのは、“災い”までも受け継いでしまう事になってしまのです。その様な事から、「お下がり」は、“NG”と考えられます。
引用元:株式会社東玉ホームページ
お下がりはNGだそうです。
しかし、大事にしてきた雛人形を簡単に処分することはできません。
できることなら、残したいです
簡単に処分できない雛人形
上記の写真は、うちの娘の雛人形です。
娘の幸せを願って飾り続けた雛人形は、普通にゴミとして捨てるのはとても抵抗があります。
でも、どうしても手放さなくてはいけないのであれば、ゴミとしてではなく違った方法で処分したいです。
ポイント
- お炊き上げして供養を依頼する
- 専門店に買い取ってもらう
- 寄付する
- 不用品回収業者にお願いする¥
ひとつずつ解説していきます
1.お炊き上げして供養を依頼する
お経をあげてお焚き上げしてもらえるため、不安なく処分できます。直接、供養料や日程等を神社やお寺に相談してみましょう。
2.専門店で買い取ってもらう
雛人形は、美術品や骨董品としての価値があるものもあります。買取してもらえる場合があります。
3.寄付する
不用品の寄付ができる団体があります。よく施設や教育関係などに飾っているのを見かけますが、なかなか受け付けてくれるのは難しいようです。ですので、寄付団体へ問い合わせて、寄付します。
4.不用品回収業者にお願いする
不用品回収業者を利用する方法です。日時、費用等を問い合わせて依頼します。
このように、雛人形を処分する方法はいろいろありますが、七段飾りや大型のガラスケースに入っている雛人形を運び出しをする際も一苦労です。
それに、大事にしてきた雛人形には思い出と、親と自分をつなぐ大切なものです。
なかなか処分も難しいです
親子の雛人形を並べる
身近な知人から、雛人形の最近の傾向を聞く機会がありました。
それは、雛人形を処分せず、親子2世代のセットの雛人形を毎年並べて飾っているというのです。
つまり、お下がりではなく、親子の雛人形を並べて飾っているそうです。
最近は、雛人形について少し柔和な考え方にシフトしているようです。
しかし、親子2世代の雛人形を並べて飾る。
実際、それはいいのか悪いのか、どう考えるかは個人の気持ち次第です。
注意点
ただ、注意しておきたい点があります。
- お祓いの必要性
- 飾るのは毎年が必須
- 飾るスペースの問題
お祓いの必要性
そのまま雛人形を残しておくことで、人形に付いた厄がずっと残ってしまうのではないか、悪いことは起きないのかと心配もあります。
気になる方は、神社でお祓いをしてもらうと安心です。
飾るのは毎年が必須
せっかく残すことを決めても、やっぱり出すのがめんどくさかったり、後片付けが大変だから出したくないはNGです。
「雛人形をしまいっぱなしにしていると結婚が不幸になる」という迷信があります。
迷信が本当が嘘かは別にして、雛人形をしまいっぱなしにするのは、何だか気分的にも良くありません。
毎年、飾ることが大事です。
飾るスペースの問題
正直、雛人形2世代セットで飾るとなるとかなり場所をとります。
そうなると、小さな住まいの場合は、親の雛人形はお雛様とお内裏様の単体だけを飾る方法がります。
これなら場所をとりません。
住宅事情を考え、女の子のお孫さんが生まれた際には、雛人形の購入時に2世代セットで飾ることを家族でしっかり話し合う必要があります。
とりあえず、和室に2世代の雛人形は飾れそうです
まとめ:雛人形は無理に処分しなくていい
今回は、雛人形を処分しない考え方について解説しました。
ポイント
- 雛人形を処分しなくても問題ない
- お下がりではなく、2世代で飾る方法
無理に捨てない「ポジティブミニマム」の考え方です。
雛人形を手放すことなく持っておくことが、良いか悪いかは、それぞれの個人の価値観、家族との話し合い、地域の習慣などで判断しましょう。
それに、大事にしていた雛人形を残すことで、お孫さんにも人形(物)を大事にする心は伝わります。
ぼくも、五月人形持ってるよ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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